よく人から、どうして潜在意識を解読できる能力がついたのですか?と聞かれます。
昔から、宇宙の神秘や霊的な話しには、人一倍興味はあったのですが、一番不思議だなと思っていたのは、自分も含めて人間の心理でした。
この気持ちは、どこから来るのだろう?なぜその日によって気分が違うのだろう?人を好きになったり、嫌いになるのはなぜ?
人間ほど、不思議な存在はないと思っていました。潜在意識を知るきっかけになったのは、6才で亡くなった次男の存在です。
生まれた時に、医者から助からないと言われ、子供にごめんなさいと謝りながら、自分を責めていました。辛い看病の日が続きました。私は不幸のどん底にいました。自分の人生を嘆いて、恨んでいました。
私は自分が無力だとつくづく思い知らされました。唯一私にできるのは祈る事でした。毎日真剣に子供の命が助かる様祈りました。私の命とひきかえにこの子を助けて下さい。
朝から晩までひたすら祈り続けました。無我夢中で祈り続けて3ヶ月ほど経ったある日、忘れもしません。朝目覚めた時、何か暖かくて柔らかいに雲みたいなものに包まれている感覚で
した。
そしてメッセージがどこからともなく送られて来たのです。「あなたはいつも守られています。悲しむ事はありません。あなたに起きている事はすべて意味があるのです。その意味を学んでからでも、けして遅くはありません…。」
それから起き上がり窓の外を見ると驚きでした。目に見える景色は、同じですが色彩がまったく昨日と違うのです。とても鮮やかで綺麗なのです。そしてどこを見ても絵になるのです。
この日を境に、私は精神世界に入って行き人生が変わりました。後でわかりましたが、祈るという事はすごい事だったのでした。
人間て不思議ですね。思う事で何か通じるのでしょね。