2011年06月15日

潜在意識の扉

みなさま!
こんにちは∞

………………………

先日の6月4日(土)に、今年初めての「コラボシリーズ」で“グラスアート講座”をサロンで開催いたしました。

参加者のみなさんは、それぞれ個性的な色合いで、素敵なグラスアートミラーを作成されていました。熱心にグラスアートに取り組んでいる、みなさんの集中力がひとつのエネルギーとなって増幅して大きくなり、その後みなさんの潜在意識にパワーとして入っていったのを感じました。私もみなさんの作品を見て楽しませていただきました。

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………………………

この頃、直感がさえてきたとか、人生観が変わったとか、力強い変化を伝えて下さるお便りが増えてきました。今回の震災の前後から、ご自分の潜在意識に目覚めた人が多くなったように感じます。潜在意識からのコンタクトをダイレクトに感じていらっしゃるようです。

潜在意識はいろんな方法で私達にメッセージを送って来てくれます。顕在意識で目に見える事しか信じない生き方をしていると潜在意識の扉はなかなか開きません。

普段から感情の起伏が激しい方や物事をネガティブに考えがちな方は、恐れや怒りのエネルギーが増幅するので、マイナス情報が入って来やすくなります。もし、あなたがヒーラーやセラピストや占いなどで、人をみるという立場でしたら特に注意してください。クライアントさんを自分のネガティブな渦の中に巻き込んでしまいます。

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潜在意識を活性化するには、自分の潜在意識の奥にある素晴らしいエネルギーを信じ尊敬する気持ちを持ち続けることが必要です。その気持ちは他の人の潜在意識を信じ尊敬することに通じるからです。他人の潜在意識を信じることは何も同情したり、盲信することではありません。自分は自分という自立心と他人を思いやる心をもたらすのです。

目に見える現象だけにとらわれずに、心で見る目を養いましょう。潜在意識からのメッセージは何かが見える聞こえるというだけではありません。偶然目にした看板や本の情報の中、ふとしたひらめきやシンクロ、想念の中にも入ってきます。芸術やスポーツなど自分の得意な分野で才能を発揮したり、趣味などに集中しているときは、潜在意識が応援していると言えます。

潜在意識の中のスピリチュアル能力だけをあせって求めたりしないで、自分のことを知って大切にし、バランスの取れたエネルギーを持つことが大切です。

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1.あなた基本的に健康ですか?
2.一日の中で安定した穏やかな心でいる時間が多いですか?
3.人の好き嫌いと野菜の好き嫌いがはげしくはありませんか?(これは潜在意識にとって大切な要素です)
4.自分の感情をある程度コントロールできていますか?(落ち込んだり、悲しくなったり、怒りがわいても、手放して切り替えることができますか)
5.働くことを苦にしていませんか?
6.挨拶や笑顔が自然にでますか?

チェックしてみて下さいね。これらがクリアできていれば、あなたは潜在意識とコンタクトがしやすいし、潜在意識からのいろいろなメッセージを受け取りやすい状態にあると言えます。


(*今回掲載している写真は、潜在意識からのメッセージが雲という形でご自分に送られて来る方から寄せられた写真です。ありがとうございました。)



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2011年04月13日

潜在意識のつながり…大いなる力…災害を乗り越えて(その5)

みなさま!
こんにちは∞

今回で私の体験記は最終回です。
体験談そのものは前回まででした。

その後T子さんから、ご主人のS院長の救出までのお話しを聞ました。

気仙沼のS病院は3階建てで屋上があります。S院長のお父様が建てられたそうですが、鉄骨が地面の下の岩盤に届くようかなり深く掘ったそうです。そして3階の窓を防火ガラスにしました。このことが、S病院に避難した人々を守り救ったのです。

S院長は地震の直後、津波に備えて従業員全員と患者さん全員に屋上に避難するよう指示を出しました。S院長は病院前の自宅に戻り、携帯電話と2階にいるワンちゃん(プードル)を抱えてすぐ病院に戻りました。

病院の裏門から中へ入ろうとした時に、誰かがすごいスピードで自転車を漕ぎながら「海から何かが来るぞー!!」と大声で叫びながら走り去ったそうです。S院長はすぐ病院内に入り、扉を閉めて階段を上がろうとしたら、もう津波の海水が院内に入って来たのです。

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後は、みなさん映像でご存知のように、街は壊滅状態になっていったのです。病院は2階まで水没しました。屋上に避難したのは全部で50数人でした。

S院長が真っ先に考えたのは、この人達全員を救助が来る数日間どうやって生き延びさせるかでした。 一番大切なのは水です。S病院は3階が休憩室とリハビリルームになっています。そして3階にはトイレがあります。S院長は、トイレのタンクの水は水道水なので、飲料に使えると思いました。そこでトイレの使用後、水を流さないようみんなに指示を出しました。

津波の水が少し引いた時、階下に飲料水の自動販売機が流されずにまだあったので、それを壊そうということになり試みたそうですが、かなり丈夫に出来ているらしくなかなか壊れなかったそうです。
やっと少し壊して、そこから手を入れて飲み物を6本だけ取り出せたそうです。その6本をみんなでまわし飲みしてしのいだそうです。

気仙沼には石油タンクがあり津波でそれが倒れ、重油が海面に流出して燃えだしたのです。その火が、津波で流された瓦礫や木や船などに次々に引火したのです。

たくさんの人々が避難している公民館には、火のついた大型船が波に乗って突進して来たそうです。
幸いにも火は公民館に引火しなかったので中の人達は助かったのです。

火のついた瓦礫や木や船が波に乗って何度も何度も、S病院にぶつかって来ました。すぐ近くまで、石油タンクとタンカーが津波で押し寄せていたそうです。これらが激突していたら、たぶんS病院は崩壊していたでしょう。

S病院の近くにはバスセンターがあり、そこの燃料庫も爆発が起き、さらに火の勢いは増したのです。S病院の外来駐車場に止めてあった2台の車が、津波と共にS病院の玄関に突っ込んで来て、そのうちの一台は爆発したそうです。

S病院の屋上に避難した人々は、外は津波と火の海、階下は車が爆発炎上の中、3階の部屋で防火ガラスの窓に守られて危機一髪の状態で一夜を過ごしたのです。

S院長が連れて来たペットのワンちゃんがいたおかげで、みなさん癒されたそうです。犬嫌いの婦長が横になっている時、ワンちゃんがペロッと婦長の顔を舐めたそうです。キャ〜!と婦長が悲鳴をあげ、それを見てみんなに笑いが起こり、なごやかな空気になったそうです。

翌日(12日)、自衛隊のヘリが来て、乳幼児とお年寄りをロープでつり上げ救助しました。自衛隊も他の地域の救助もあり、てんてこ舞いだったらしく、病院の従業員や健康な大人達にはもう1日頑張ってくれと、ある量の水を屋上に落として去っていったそうです。

次の日(13日)になり、海水が引いてヘドロ状態になりました。残っている大人たちは自衛隊が張ったロープにつかまり、膝の高さくらいのヘドロに浸かりながら歩いて別の場所まで避難しました。

S院長は、そのまま、殆ど不眠不休で汚れた白衣のまま、何日も避難所でボランティアの医療活動を続けました。あまりの疲労困憊でボロボロになっているS院長を見かねた先輩の先生が、自宅にS院長を連れて帰り、お風呂や洋服を提供して、その後やっとT子さんと娘さんに再会出来たのです。T子さんはご主人から「生きていてくれてありがとう」と言われたそうです。後からお聞きしたのですが、11日の絶対絶命のさなかS院長を支えたのは、「妻に『ありがとう』と直接言うまでは死ねない!」という強い気持ちだったそうです。

今、T子さんは気仙沼に帰っています。街はまだ重油の臭いがたちこめているようです。知り合いの方々に再会すると、みんな手をとり抱き合って「生きていてよかったね」と喜び合っているそうです。

「家も何もかも失ったけど、生き残ったのですから私たちは、前をむいて生きていて行きます。」「命」に向き合った人々の意識の奥には、どんなことにも立ち向かう強さが秘められています。

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私達は地球上に住んでいる限り、天変地異は避けられません。

人類はさまざまな技術を発明し、発展させてきました。でもどの方向に向かっていたのでしょうか。ハートは愛は十分ともなっていたのでしょうか。

2011年3月11日…この日起きた「東日本大震災」は日本にいる私達の運命、日本の運命、いえ世界中の人々の運命を変える力が働きました。

津波の怖さは、頭のどこかではわかっていましたが、映画の中の出来事ようにしか感じていなかったと思います。原子力発電についても、みんな頭のどこかで危険と感じていました。ひとりひとりがもっと関心を示し、しっかり監視の目を向けていればと私達は痛感しています。

放射能汚染という人災をこれ以上広げないよう、私達は心の底から真剣に願い祈りましょう。恐怖心で祈るのではなく、きれいな空気、鳥が飛び、蝶々が舞い、きれいな木々草花、澄んだ水が流れる川、おだやかなできれいな海、緑の山々、一番美しいと思う地球の姿をしっかりイメージして下さい。

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宇宙エネルギーからのこんなメッセージが来ました。

これからの覚悟はできていますか。
ひとりひとりしっかり覚悟してください。

死ぬ覚悟?

いいえ違います。

今の人生を「生きる」という覚悟です。

自分を信じて「生きる」覚悟です。

地球で「生きる」覚悟です。

最後まで「生きる」覚悟です。

みなさんの潜在意識は大いなる力と繋がっています。

真骨頂を発揮して下さい。

(覚悟…仏教用語では、迷いを去り道理を悟ることです。その他には、知ること、記憶すること、心がまえ、などと書いてあります。私は決心、決意に近い意味だと解釈しました。)



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posted by ジュネ at 16:10| Comment(18) | 潜在意識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月01日

潜在意識のつながり…大いなる力…災害を乗り越えて(その4)

みなさま!
こんにちは∞

28日の記事の続きをお話しいたします。

震災2日目、13日の朝になりました。この日は気仙沼で、T子さん主催の対面解読をするはずでした。お会いすることになっていた気仙沼の方々とそのご家族、関係者の方々の無事を祈りました。

昨夜、解読で明日帰れますと言われましたが、私にはどうやって帰ったらいいのかまったくわかりませんでした。

今の仙台は、ライフラインが全て止まっており、レンタカーやタクシーはおろか公共の交通手段は機能していないようです。

すると、ビジネスパートナーのN氏が突然「ジュネさん。山形に行きましょう。山形に出れば何とか帰れると思います。」と提案してきました。

「山形までどうやって行くのですか?」

「T子さんの車を借りて、山形まで行きレンタカーを借ります。T子さんの車にガソリンを入れて、2台の車で仙台に戻り、T子さんに車を返したら、レンタカーで山形に戻りましょう。」

「ということは仙台〜山形を1往復半するわけね。」

私はT子さんに、車を貸してくれるかどうか頼んでみました。T子さんは心よく引き受けてくれました。

隣でこの会話を聞いていたIさんのご主人が、「それだったらジュネさん。私の車で山形まで送っていきますよ。」と言ってくれました。

私が恐縮していると奥様が「そうよ!私達も一緒に行きます。山形で食糧が買えるかもしれないし、温泉があるので、もしかしたらお風呂に入れるかもしれません。」「早く出発しましょう!」

あれよあれよという間に、山形行きが決まりました。念のために飲み物や食べ物も詰め込んで、5人で出発することになりました。


高速道路は使えないので、下の国道を走ります。30分くらい走ったでしょうか、Iさんの奥様が、「お父さん!この道じゃないわ!」と叫びました。

「あっ!間違えたね…。でもこの道からでも山形に行けるはずだから行ってみよう」
とご主人が言いました。道路は一本道で、ずっと先の信号を右折すると山形方面に行けるのだそうです。

しばらく走っていると、車が渋滞していてまったく進めなくなりました。(後でわかったのですが、ガソリンスタンドで並んでいる長蛇の車の列だったのです。一車線なので追い越すことも出来ないのです。)これではいつ山形に着くかわかりません。

迂回路でもあればね、と話していたら、少し先に右に曲がる道が見えました。それが迂回路かどうかはわかりません。

誰か道を教えてくれないかなと思っていると、対向車線の前方から、ピンクのシャツを着て自転車に乗った少年が突如現れました。

Iさんの奥様の直感であの子に聞いてみよう!ということになり、尋ねるとやはり右の道は迂回路で詳しい道順を教えてくれました。

車は渋滞の列から離れ、右の道へ入り、少年が教えてくれたとおり走ると、山形方面の大きな道に出ることができました。 これで30分は短縮できたらしく、あの少年はきっと天使だね、と話していました。

しばらく走っていると、Iさんの奥様が「ジュネさん!ここの○○ラーメンすごく美味しいんですよ!今日は閉まっていますが、今度来られたら行きましょう!ぜひ食べてほしいです。」と一軒のお店を指差しました。

車は山を抜ける有料道路へ入り、山形県に入りました。山形県に入った途端に、今まで通じにくかった携帯電話が、軒並み通話可能になりました。

途中パーキングがあったので、トイレ休憩をしました。水洗トイレで水を流すと水が流れ、手を洗うのに水道をひねると水が出ました。水ってなんてありがたいのでしょう。今まで、あたりまえだと思っていたことの有難さが身にしみ、感動して涙が出そうになりました。

山形の街はコンビニもお店も人は並んでいませんでしたが、殆どあいていませんでした。山形駅に着きましたがJRはすべてストップしていました。どこのレンタカーもすべて車は出払っていました。

山形空港から羽田行きの便も数日先まですべて満席でした。空席待ちの人が多すぎて2〜3日は乗れないだろうと言われました。

ちょっと考えが甘かったかなとため息が出そうになった時、N氏が「さっき駅で、新潟行きの臨時バスが出ると聞きました。今からバスセンターに行ってみます。」と走り出しました。


しばらく経って、N氏から、バスの予約が取れそうだと連絡がありました。車をバスセンターまで移動してもらいN氏を待っていました。N氏がチケットを2枚握りしめて戻って来ました。

「補助席ですがチケット取れました。私達は最後の2席でした。あとの人達は今日のバスには乗れないそうです。燃料の関係で明日は新潟行きのバスが出るかわからないそうです。」

「ジュネさんよかったね!これで帰れますよ!」とT子さんとIさんご夫婦が喜んでくれました。

乗れなかった人達ごめんなさい。ありがとうございます!心の中で何度も感謝しました。


バスの出発は12:30で、それまでに1時間以上ありました。せっかくだからみんなでお昼を食べましょうと、車をUターンさせるために左の道へ入りました。

いきなり「○○ラーメン」の看板が目に入りました。なんとそこには、Iさんの奥様がさっき私に食べさせたいと言っていた、○○ラーメンのお店があり、営業していたのです。みんなで笑いながら美味しいラーメンを食べ、これからがんばってやっていこうと励まし合いました。

私とN氏はT子さんとIさんご夫婦にお礼を述べ握手し、車を見送りました。私は今日帰れるけれど、山形まで見送ってくださったIさんご夫婦とT子さんはちゃんと食糧が買えるかどうか気になりました。

バスの発車まで少し時間があったので、バスセンターの中に入りました。中はいろいろなお店があり、大きなマーケットも営業していました。食料品はたっぷりありそうです。おまけに2階にはかなり大きな100円ショップも営業して食料品も揃っているようでした。

私はすぐT子さんに電話をしました。T子さんとIさんの奥様はここで食料品を調達することが出来ました。


バスは満員で定刻通りに山形を出発いたしました。新潟まで国道を走るので4時間以上かかると言われました。

バスから見る景色は白一色のきれいな雪景色で、山々は銀色に光り輝いていました。でもこの山の向こうでは、地震と津波でたくさんの人々が寒さの中大変な思いをしているのです。

バスは4時間ちょっとで無事に新潟駅に到着いたしました。新潟から東京までは上越新幹線が出ています。新幹線の車中で、T子さんのご主人が無事に救出されたという連絡を受けほっとして涙が出ました。

上越新幹線で東京に着いて、東海道新幹線に乗り換え新横浜に着きました。夫と息子が迎えに来ていました。

夜8時半、確かに昨夜の解読どおり私はサロンにいました。無事に辿り着いたのです。驚いたのは、サロンの部屋の中が地震の影響をまったく受けていなかったことです。出かける時と何も変わらずそのままだったのです。

次の日から私はT子さんと連絡を取り合い、津波の時の気仙沼の様子やS病院の劇的な救助のことを聞くことができました。


(続く…)



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2011年03月28日

潜在意識のつながり…大いなる力…災害を乗り越えて(その3)

みなさま!
こんにちは∞

24日の記事の続きをお話しいたします。

震災から一夜明けました。本来なら仙台で対面解読をする予定でした。今日(12日)対面解読の方達にお会いできなかったけれど、みなさん元気でいて下さいねと祈りました。

昨日(11日)起きた巨大地震の後の大津波は考えられないような、あまりにも甚大な被害を各地にもたらしました。

昨夜、気仙沼の高校に避難しているT子さんの娘さんから「気仙沼は街中、火の海です。それから大島(気仙沼港の沖にある島)が津波で沈んで見えない」というメールが入り愕然としました。大島はT子さんが、とてもいい所なのでいつか行きましょうと誘ってくれていた島でした。

私達も昨夜ワンセグで気仙沼の街の様子を見ました。津波と重油漏れ火災で、生き残れるのだろうかと思われる程悲惨な状況でした。

気仙沼の街は今どうなっているのでしょうか? T子さんのご主人の病院の患者さんや従業員の方々、そしてご主人は今どんな状況なのでしょうか。T子さんもIさんご夫婦もN氏も私も、きっと助かる大丈夫と信じていました。


午後になって、新たな展開がありました。東京にいるT子さんの息子さんのA君が、ある行動を起こしたのです。

A君はお父さんのS病院の屋上に、30人以上の人々が避難をしていて、救助を待っているという情報を得ました。彼は、気仙沼市の防災サイトがつい最近Twitterを導入したことを思い出し、友人や知人に呼びかけ「S病院の屋上に患者さん達が取り残されています。乳幼児やお年寄りを助けてください。」とたくさんのつぶやきを入れたのです。

その甲斐あって、近くまで救助に来ていた自衛隊がヘリで患者さん達の救助に来てくれたのです。それはTVでも報道されたらしいのです。S病院の報道をTVで見た私の夫が、「今、S病院の救助がテレビで映っている」とメールで知らせてくれました。私達はよかったと喜びましたが、TVの画面ではT子さんのご主人のS院長の姿は確認できなかったようです。


私達が泊めていただいた、Iさんご夫婦はとても親切な方で、ご主人は優しく頼りがいがあり、奥様はまるで天使のような、可愛く純粋な方です。「落ち着くまでずっとうちにいて下さい」とおっしゃっていただきました。

けれどこのまま、このお宅におじゃまするのは申し訳ないと思いました。営業しているどのマーケットもコンビニもどんな店も全ての食糧は既に売り切れているようでした。ライフラインはすべてストップしています。この状況では、食糧や物資がいつ手に入るかわかりません。私は、仙台からなんとかして出て横浜に帰らなければと思いました。

明るいうちに、ホテルに残した私とN氏の荷物をT子さんの車で取りに行くことにしました。ホテルの玄関には立ち入り禁止の札が出ていました。それを乗り越えて入り、ホテルの人に部屋の荷物を取りに来たと告げました。ホテルに避難していた人達は、ロビーで肩を寄せ合い一夜を明かしたようです。食糧は1日1回おにぎりが配られるそうです。

私の隣の部屋の方の話しによると、仙台空港の近くでイベントを主催していて、地震にあい、大津波が押し寄せてたくさんの車や人々をさらって行ったそうです。「地獄を見ました…」とうなだれていました。


車中から見る街の様子は、オープンするかどうかもわからないコンビニやマーケットの前に人々が長い長い列を作って待っていました。何も買えずあきらめて肩を落とし、手ぶらで帰る人も少なくありませんでした。

信号は作動していませんが、昨日と同様に交通整理がいなくても、みなマナーよく運転していました。東北の人は礼儀正しくて忍耐強い人が多いなと感じました。


夜になり、明日からのことを真剣に考えました。JR東北新幹線も在来線も復旧のめどはたたず、高速道路は緊急車両のみで閉鎖。仙台空港は津波で大変な状態です。横浜へ帰る交通手段はありませんてした。


私は頭を下げ目を閉じて解読モードに入りました。(自分のことを聞く時はこうします)

『私とN氏はいつ横浜のサロンに戻ることができますか?』

《あなたは明日帰れます。》

『えっ!明日? 13日ですか?こんな状況で?』

《あなたは明日の夜にはサロンにいます》

『ほ…本当ですか?どうやって?』

《……》

ブッと切れて、解読は終了してしまいました。私が疑ってしまったからでしょう。

この現状から考えて明日帰れるなど、とても想像できませんでしたが、私は自分の潜在意識にすべてを任せ、何も考えずに寝ることにしました。


(続く…)



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2011年03月24日

潜在意識のつながり…大いなる力…災害を乗り越えて(その2)

みなさま!
こんにちは∞

19日の記事の続きをお話しいたします。

大震災の時、私と一緒だった気仙沼の友人をこれ以降「T子さん」と呼ばせていただきます。

今思い出しても、あんなに長く激しく揺れた地震はなかったし、揺れた方は誰もが自分のいる場所が震源地だと思ったことでしょう。

揺れが収まった直後、T子さんは気仙沼にいる高校生の娘さんの携帯に奇跡的につながり連絡が取れました。娘さんの通う高校は、気仙沼の高台に建っていて安全な場所です。彼女はまだ学校に残っていたのです。お弁当はいらない日だったのにお弁当を持って登校し、クラブ活動をしているお友達を教室で待っていたら、地震になったそうです。もし、お弁当を持ってこなかったら、既に下校して津波に遭遇していたかもしれませんでした。

T子さんは、息子さんもいますが、東京の大学なので気仙沼にはいませんでした。心配なのは、T子さんのご主人です。ご主人は医師で、ご自宅の隣に病院を開業されています。診察中で患者さんも多い中、大津波警報がでて、大変なことになっているのではないかと思いました。

「うちの病院は3階建てで、その上には屋上があります。主人は従業員と共に患者さんたちを屋上に避難させるはずです。」とT子さんはしっかりした口調でおっしゃいました。

以前からT子さんは、津波のことを気にかけていました。気仙沼をはじめ東北の太平洋側リアス式海岸の地域は、過去何回も津波に見舞われています。チリ地震の時も津波が来ました。

ですからこの地域に住んでいる人々は、いつか津波が来るかもしれないという意識を持って暮らされていたと思います。でも今回のような、予想外の大津波がやって来るとは、誰も思っていなかったでしょう。

地震がおさまって、私はビジネスパートナーのN氏がホテルにいることを思い出しました。3人で食事をした後、N氏は仕事があるのでホテルの自分の部屋に戻ったのです。こんな地震の後ですから、ホテルやビルはどうなっているかわかりません。すでに携帯は不通になっています。

このような状態で、N氏を残して行くわけにいきません。私はT子さんにN氏のいる仙台駅方面のホテルに戻ってくれるよう頼みました。

地震直後の仙台市内の中心街の様子は、余震を警戒して、たくさんの人達が歩道や中央分離帯に集まっていました。不安そうにしていましたが、大騒ぎになったりパニックを起こすような気配はなく、みなさん冷静だったように感じました。

街中、停電しているので信号はすでに作動していませんでしたが、大きな交差点も、ドライバーはみな用心しながら譲り合いながら車は流れていました。

一番驚いたのは、建物やビルなどが、なんともなっていないのです。壁や窓がこわれたり剥がれた所はあるでしょうが、ビルが崩壊したり、何かが崩れ落ちたり、火の手があがったりするようなこともなく、私が見た限り街は大丈夫でした。

T子さんによると、仙台は宮城沖地震を経験しているので、建築基準がとても厳しく、しっかり建てられているそうです。

ホテルの前に着いたので私は車を降り、ホテルに入りました。2階のロビーは真っ暗で、何十人もの人が集まっていました。その中にN氏はいませんでした。

フロントから内線でN氏の部屋に電話をかけてもらいました。「お出になりません。お部屋を見にいかれるならご一緒します」とホテルの方が言ってくれましたので5階まで非常階段を駆け上りました。「Nさん!Nさん!」と呼びながら部屋のドアを叩きました。応答はありません。きっと外へ避難しているのでしょう。

でも部屋で気絶しているかもしれないし…まさかそんなこと…N氏にはありえない。などと考えていると、「マスターキーを取ってきます」とホテルの人は私を残して降りて行きました。

暗い廊下にひとり残った私は少し離れた自分の部屋に戻ってみました。部屋は空気清浄機が倒れ、スタンドが倒れ、バスタブにはシャンプーやリンスが散らばっていました。ハンガーの掛かっているパイプも折れていました。かなり揺れがひどかったようです。

ホテルの人が戻って来ないので、非常階段を降りようと思いました。すると非常階段を上って来る足音が聞こえてきました。N氏でした。あまりにもひどい揺れで、建物が倒壊するのではないかという恐怖心から、揺れが収まった直後に非常階段から外に出て、外で待機していたということでした。

私達はT子さんの車に乗り込み、午後から伺うお家をめざしました。車が走っている時も止まっている時も、かなり強い余震が続いていました。街がどうなっているか、これから私達がどうなるのか、この時はまったくわからない状態でした。

車は20〜30分ほど走り、高台の落ち着いた雰囲気の住宅地に着きました。「ここのお宅です」とT子さんに教えてもらったお家は、まだ咲いてはいませんが、お庭に薔薇がいっぱい植えてある、こじんまりした素敵なお家でした。ここは守られていると直感的に感じました。

出て来られたIさんご夫婦は、T子さんの以前からのお知り合いで、T子さんと強い信頼関係で結ばれているようでした。

すでに電気、水道、ガスは使えませんが、Iさんご夫婦は、普段から地震に備えていらっしゃったのです。浴槽とタンクには水が溜まっていて、バケツに水を汲んで、トイレに流すことが出来ました。いくつもの懐中電灯と電池も用意されていました。びっくりしたのは、いつか使うかもしれないと、反射板付きの石油ストーブと灯油も備えていらっしゃったのです。

Iさんご夫婦の奥様が、「今日、T子さんとジュネさんが来られるので、食器棚を整理していました。そのおかげで大切なお皿が割れませんでした。」「食糧もいつもよりたくさん買っています。」「どうぞ、うちに泊まっていって下さい」とありがたい申し出を受けました。

情報収集は、ラジオとワンセグです。気仙沼がどうなっているのか、私達は固唾をのみながら、聞いていました。ひっきりなしに余震は続いていました。大津波は気仙沼の街中に押し寄せて街は壊滅的でした。

そんな中、T子さんは病院のご主人とはまったく連絡が取れていませんでした。おまけに、気仙沼は津波で石油タンクが倒れ油が流れ出し、あちらこちらから火の手が上がり火の海になっていたのです。ワンセグの小さな画面でも見るに耐えられない地獄のような光景でした。

自分の生まれ育った街、今住んでいる街、今日の朝までいた街…T子さんの心境を察するとかける言葉もありませんでした。

「私だけじゃないです。街の人達みんな大変な思いをしています。家はいつかまた建てればいいです。」T子さんは、感情的になったりオロオロしたりすることもなく、しっかり冷静にこの事実を受け止めていました。

彼女は嫁ぎ先のご先祖を大切にし供養してきました。「T子さん、病院の屋上に避難した人達もご主人もきっと大丈夫よ。救助が来るわ」と伝えました。

Iさんご夫婦とT子さん、N氏と私の5人は余震の続く中、夜通しいろんな話しをしました。解読もしました。どんな時も感謝して明るい生きて行きましょうと、心がひとつになりみんなに笑顔が戻りました。

不思議ですが、感謝で心が満たされている間、余震が来なかったのです。来たのかもしれませんが、まったく揺れを感じませんでした。


翌日の12日の朝、目を覚ますととてもいいお天気でした。
でもラジオは、拡大する被災地と悲惨な状況を放送し続けていました。


(続く…)



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2011年03月19日

潜在意識のつながり…大いなる力…災害を乗り越えて(その1)

みなさま!
こんにちは∞


大震災から昨日で一週間が経ちました。誰もが夢なら覚めてほしいと思う一週間だったと思います。あらためて、亡くなった方々のご冥福と、行方不明の方々のご無事をお祈りいたします。

被災地で暮らされている方々、避難生活を余儀なく送っていらっしゃるすべての方々の心身の健康と生活が一刻も早く安定されますように願っています。

そして昼夜を惜しんで、救出活動、救援活動、ボランティア活動に携わっていらっしゃるすべての方々、その方々を支えていらっしゃるご家族の方々に感謝いたします。みなさまの健康と活動の安全をお祈りいたします。


3月11日に東日本で起きた大地震、大津波、原発事故、これらの未曽有の出来事は、抑えようとする力と外へ出そうとす力がせめぎ合い、とても大いなる力が働きました。

私達全員、地球を選んで生まれ今ここに人間として存在しています。

そして地球の大地は常にどこかが動いているのです。かつて、今あるすべての大陸はひとつでした。アフリカ大陸と南アメリカ大陸もひとつの大陸でした。世界地図をみて今のように大陸が分布されているのは、大陸が動いたからなのです。

私達は動く大地の上で生活しています。これから先もそのことをけっして忘れてはいけないと思います。

今度の大震災は世界中の人々に大きな影響を与えました。この大震災を乗り越え、日本に住む私達がどんな意識を持って行動するか、私達の生き方がこれからの地球の未来に大きな影響を与えると思います。


私の無事を喜んでくださる、たくさんのメールやお電話本当にありがとうございました。13日の夜、サロンに戻ってから、一歩も外へ出ずに祈っています。

私はみなさんに、お説教じみた教訓を伝えるつもりも、預言者のようなことを言うつもりもありません。この巨大地震に直面し、ミラクルを経験したひとりとして感じたことをありのままお伝えしたいと思います。


11日に私が仙台にいたことは、決して偶然ではありません。行くようになっていたのでしょう。

仙台の対面解読は、12日でしたが、11日のお昼に気仙沼の友人と仙台で会う約束をしていましたので、10日の夜には仙台に入っていました。

今回の出張は、個人的な用事も含んでいましたので9日早朝出発〜14日夕方サロン帰宅というスケジュールを組んでいました。

ところが出発の前日の8日の夕方、突然胸のチャクラが苦しくなり、胸騒ぎが起こりました。何かすごい力がのしかかってくるのです。それはしばらく続きました。

何度となく自分で、祓って浄化いたしました。大部分はおさまるのですが、胸の芯のところかザワザワしていました。私自身のエネルギーではなく、抵抗しがたい何かが覆い被さってくるような感じでした。

私は思わず、ビジネスパートナーのN氏に「明日からの出張に行きたくないです。」と言ってしまいました。でも行きたくない訳ではないのです。出張は大好きです。それに仙台や気仙沼の人達に会うのを楽しみにしていました。ですが思わず口から出たのです。

N氏はギョッとした顔で「ジュネさん。そんなこと言うの初めてですね。どうかしたのですか?」と尋ねてきました。

「あっ!変なこと言ってごめんなさい。気にしないで」と取り繕いましたが、体の中には重たいエネルギーが残っていました。


9日のお昼前、私は個人的な用事で、東北関東地域ではない別の場所に来ていました。停車中の車内にいました。突然、自分の体がかなりの振動をキャッチしました。揺れは停車中の車を動かしているように感じました。車がズルズル進んでいく感じがしました。「車が動いています!」と思わず車から外へ出て叫んでしまいました。

「ジュネさん。車は全然動いていませんよ。」N氏やそばにいる人が大丈夫ですよと言ってくれました。N氏は、ジュネの様子が昨日から変だなと思っていたそうです。

後でわかったのですが、同じ時刻に、今回の大地震の引き金となった、震度6の地震が宮城県沖で起きていたのです。

9日の夜中に私は、ひたすら宇宙に向かって瞑想をしていました。宇宙エネルギーは守りのパワーを送ってくれていました。ところが、私の右足は警告の波動をずっと感じていました。(警告の時、足がつるのです)


翌10日のお昼過ぎには、大地が唸るような不気味な轟音を耳にしました。

夜、仙台に着きホテルにチェックインいたしました。なぜかぐっすり眠ることができました。(この睡眠のおかげで私の体力は維持いたしました)


11日の正午、気仙沼から友人が車で到着いたしました。彼女とランチの約束をしていました。とても美味しいお好み焼きのお店に連れて行ってくれました。

ランチの後、私は彼女と一緒にあるお宅に伺うことになっていました。私は解読をする前はあまり食事を取りませんし、食べても少な目です。ところが、この日お好み焼きをなんと信じられないくらいお腹いっぱい食べたのです。なんでこんなに食べてるの??と自分でも不思議でしたが、この時の食事のおかげで、その後まったく空腹感がなかったのです。

食事を終えて、彼女の運転する車の助手席に乗り込み出発いたしました。10分ほど走った頃、車は信号待ちで停車中でした。

突然、私と彼女の携帯の緊急災害の警報が鳴り響きました。「地震が来るわ!」と言った直後、もの凄く強い横揺れが襲ってきました。道路にいた人はおそらく立って歩けなかったと思います。

電線は、ちぎれるのではないかと思うほど、激しく波うち、車も地面もひっくり返るような勢いで長い間揺れていました。

揺れがやっとおさまり、携帯をみると「気仙沼、大津波警報」という文字が飛び込んできました。彼女が住んでいる街です。彼女の家族、親戚、彼女のたくさんの友人、仲間、知人たち…。気仙沼…明後日、私が行くはずの街…。

いったい何が起きているのか?
これから何が起ころうとしているのか?

すでに、街は停電し、携帯は通じなくなってしまいました。


(続く…)



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2011年03月07日

潜在意識の中の「親子の部屋」

みなさま!
こんにちは∞

もう何年も前になりますが、ある男性を解読いたしました。40代の落ち着いて優しそうな雰囲気の方でした。その男性の名前を仮に敬(たかし)さんとします。


敬さんは「別に悩みなどはないのですが、どうしても知りたいことがあるのです」と話し始めました。

「私は母一人子一人の母子家庭に育ちました。物心ついてからずっと母だけで、父を全く知らないのです。小さい頃、母に父のことを聞いても、仕事で遠くに行っていると言われ、いつ帰って来るのだろうと思っていました。私が高校生の時、母から父親のことについて話があると言われました。

母が20代の時に、旅行先で父と知り合い一目で深い仲になったそうです。別に付き合う約束をした訳でもなく、その時限りの仲だったようです。お互いの連絡先も知らせていなかったようです。

その後母は妊娠していることがわかり、かなり悩んだ末、周囲の反対を押し切り産むことを決意しました。そして私が産まれたのです。だから父が誰なのか母もわからないのです。母親は隠していて悪かったと泣いていました。

正直、ショックを受けましたが、泣いてもわめいても事実を変えることはできません。私はこの事実を受け入れてしっかり生きていこうと決めました。」

さまざまな葛藤を乗り越えた敬さんから、母親を責める気持ちはまったく感じませんでした。むしろ感謝の気持ちでいっぱいでした。

「母の両親が近所に住んでいました。私はしょっちゅう遊びに行っていました。とても可愛がってもらいました。母は一人っ子で親戚付き合いもなく、私の身内はその3人だけでした。 私が大学生の頃祖父母が相次いで他界しました。

それで、私は結婚するまで母と二人っきりで暮らしてきました。母は独身を通し、公務員の仕事をしながらしっかり愛情豊かに私を育ててくれました。母は愚痴は一言も言いませんでした。父親がいなくても別に寂しい想いをしたことはありません。

母は定年退職後、華道の資格を取っていたので、たくさんの人を教えています。ボランティアにも積極的です。母の生き方は立派だなといつも思っています。

事情はそれぞれでしょうが、私のように親を知らないで、育った人はたくさんいると思います。私の心の中は父親をどうとらえているのでしょうか?」

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潜在意識の中には親子関係の部屋があります。今現在、父親と母親のエネルギーをどう受け止めているかを教えてくれます。さらに赤ちゃんの頃、子供の頃に遡り、父親母親のエネルギーをどう受け止めていたかと過去の情報も入っています。

その部屋は様々な意識のいろんな部屋につながっていて影響を与えています。特に自分が自分をどう認識しているかの重要な意識に大きな影響を与えています。


敬さんの潜在意識の「親子の部屋」が、いろいろ教えてくれました。まず敬さんとお母様は、元々魂が同じ「ツインソウル」という関係でした。

お母様が周りの反対を押し切って産もうと決意したのは、無意識レベルで、強い絆を感じたからでしょう。もちろん並々ならぬ決意をされたようでした。どんなことをしてでも、子供を元気に明るく育て上げると深く心に誓ったのです。

もうひとつわかったことは、敬さんのお母様は、パートナーシップのスイッチが入っていませんでした。今まで一度もスイッチが入ったことはないようでした。お母様は今の人生では、結婚はインプットしていないのです。敬さんはそれをわかったうえで産まれてきたようです。

敬さんの潜在意識の父親と母親のスクリーンには、調和した父親のイメージと優しい母親のイメージの周波数が映し出されていました。お父様を知らない敬さんは、心の中にどんな父親像を描いていたのでしょうか?

「私は父を知らないので、私の中の父のイメージは祖父になっているかもしれません。厳しい面もありましたが、いろんなことを教わりました。

それと中学生の時の先生が話しを聞いてくれるとてもいい先生で、その先生のようなお父さんがいいなと思っていました。漫画のキャラクター中にも父親像がありました。」

228.jpg


敬さんは、父親を知らないということを、人生のマイナス要素にしないで、自分の心にいつも愛する父親像を描いていたのです。そのイメージが、敬さんの潜在意識の親子の部屋に暖かいエネルギーを注いでいたのです。


現在、敬さんは奥様と娘さんと息子さんの4人家族で仲良く幸せに暮らしています。強いイメージ力は、現実を凌駕して潜在意識に根付くのです。

親は子供に「生まれて来てくれてありがとう!」
子供は親に「産んでくれてありがとう!」

潜在意識の親子の部屋は「感謝」の部屋でもあるのです。


(この記事は敬さんの了承を得て書いています)



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2010年09月19日

潜在意識と安眠

みなさま!
こんにちは∞

適度な気温や湿度は私達が生活する上でとても重要です。
耐えられない暑さや寒さは、心身にかなりのストレスを与えます。
ストレスはさまざまな病気を生む原因になります。
なによりも睡眠に深刻なダメージを与えます。

潜在意識を活性化させ、前向きな気持ちで充実した人生を送るには、睡眠時間の確保と質の向上は欠かせない要素なのです。

体にとっても寝ている時は、メラトニンなどの大切なホルモンを作ります。
「深く眠る」すなわち「安眠できている」かどうかが大切なのです。
それは目覚めの状態で知ることが出来ます。

今日のあなたは、

・すっきりとした気持ちで目覚めましたか?(目覚まし時計のアラームが鳴るちょっと手前で自然に目覚めるともっといいですね)

・昨日までの体の疲れが取れている感じですか?
(体がすぐ動けますか?
どこか凝っていませんか?
むくんでいませんか?
痺れていませんか?痛みはありませんか?)

・今日一日をしっかりやっていこうという気力が湧いてきましたか?

・今から起きて行動することにワクワク感が伴っていますか?

・解決しなければと思っていることに対して、向き合える自分がいる。そしてきっと大丈夫という安心感や信頼感、守られている感じがありますか?

などチェックしてみて下さいね。

189.JPG


今回は、「安眠」を長期間阻害されていた女性のお話しをご紹介いたします。

ご本人の了承を得ていますが、お名前はきみ子さん(仮名)にさせていただきます。ある日私はきみ子さんの恋人のA氏から相談を受けました。きみ子さんは普段は明るくて優しい素敵な女性なのに、一点とても気になることがあるとA氏は言いました。時々きみ子さんが突然別人のように冷たい態度を取ったり、邪険な言い方をするらしいのです。別に喧嘩をしているわけでもないので驚いていると、しばらくして何事もなかったかのように元に戻るそうです。

こんなことがあったそうです。A氏が運転して、きみ子さんが助手席に乗ってドライブをしていた時のことです。A氏が「いい景色だね」と言い、きみ子さんが「そうねぇ。本当に素晴らしい景色ね」とニコニコして答えた5分くらい後に、A氏が「あの山もきれいだね」と言うと、きみ子さんは、さっきとは違う怒ったような顔でめんどくさそうに「ハァ?だからなんなの」と突然つっけんどんに低い声で言い放ち、ため息を何度もついたのです。

きみ子さんのあまりの豹変にA氏は唖然とし、何か自分が悪いことを言ったのかと自問しながら、重い気持ちで無言のドライブをしていました。

30分くらい経った頃、何事もなかったかのようにきみ子さんが「夕焼けがきれいね。来てよかったわ。」と言ったのです。「さっき君は何か気を悪くしてたの?」とA氏が聞くと「いいえ。全然大丈夫よ。ちょっと眠たかっただけ。」とまったく自分の言葉を覚えていないようなのです。

こんなことが度々あるので、A氏はきみ子さんに何かが憑依しているのではと心配になり相談に来られたのです。

A氏の潜在意識を通して見るきみ子さんのエネルギーには大きな問題はないようでした。ただ時々影のようにサッと横切るギザギザの形をした瞬間的エネルギーが見えました。このギザギザエネルギーが気になったので、私はA氏にきみ子さんがいやでなければ直接お会いして解読したいと申し出ました。

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その後きみ子さんを直接対面で解読することになりました。きみ子さんはニコニコと笑顔の可愛い感じのよい女性でした。私はきみ子さんに、自分に対してどんな気持ちを抱いているか聞きました。

「私はみんなから明るいねと言われますが、時々自分が信じられない時があります。どんよりした気持ちになり、暗い穴の中に入り込んだ感じで、物事すべてがどうでもよくなってしまうのです。」とうつむいてしまいました。

「あなたの本来のエネルギーを阻害するような働きのエネルギーが見えるのですが、ご自分の変化に何か心あたりはありますか?」と私が聞くと、きみ子さんはハッとしたように、顔を上げてこんなことを言いました。

「私は眠気が襲って来て、うとうとすると、無意識に自分を傷つけているようなのです。実は誰にも言っていませんが、ウトウトから目覚めると、私は自分の髪の毛をむしり取っているようで、手に髪の毛がからんでいたことが何度もあります。それから爪を深く噛んでいて指から血が滲んでいたこともあります。太ももやお腹に爪でひっかいたような傷や打撲のあざもありました。」

「それらは自分で意識していないのですね」

「そうです。ほとんど覚えていません。目覚めると自己嫌悪に陥ります。」

私はきみ子さんが、完全に寝ていないウトウト状態の時のエネルギーを解読してみました。ギザギザエネルギーが頻繁にきみ子さんを妨害していました。

きみ子さんは、夜の寝つきも悪く、必ず一度は、夜中に飛び起きてしまうそうです。何度となく「寝るな!」という声がするそうです。睡眠薬も常用していたのです。安眠ができないきみ子さんは「寝る」ことにトラウマを抱えているようでした。

ギザギザエネルギーは一瞬しか見えないエネルギーなので、なかなかとらえにくかったのですが、どうもきみ子さんの小学生のころまで遡らなければならないようでした。

さらに詳しく調べると、それはなんときみ子さんの母親から発信されていました。きみ子さんに小学生のころの生活や母親との関わりを聞いてみました。

きみ子さんは父親がちょうど小学生になった頃亡くなったので母一人子一人の母子家庭になったそうです。母親は、スナックの経営を任され夜働くようになり、きみ子さんは夜一人で留守番をしていました。その頃から一人で寝るのが怖かったそうです。

夜中に母親が帰って来るのですが、いつもお店の従業員などを連れて帰るので、話し声や笑い声で、きみ子さんは夜中にいつも起こされてしまうそうです。

きみ子さんが中学生の頃、母親は再婚し、スナックをやめて専業主婦になりました。母親はけっこう神経質な性格で、部屋を散らかしたり汚すとかなり叱られたそうです。特にきみ子さんがソファーや机で疲れてうたた寝すると、「だめよ。そんな所で寝ては。」と起きるまで耳元で怒鳴るそうです。

そして、歯を磨かなければ寝てはいけない。
お風呂にないらなければ寝てはいけない。
宿題しなければ寝てはいけない。
寝まきに着替えなければ寝てはいけない。
部屋を散らかしたまま寝てはいけない。
など、まったくきみ子さんは自由に寝れなかったのです。

大人になってから一人暮らしをしたきみ子さんは、疲れてお化粧を落とさないでウトウトしたり、食器を洗わないで寝そうになったり、ベット以外で横になると、母親の代わりに自分で自分を罰して傷つけてしまっていたのです。

「お母様から毎日のように言われた言葉が、きみ子さんの潜在意識にノコギリのような形でフラッシュバックしていたようです。原因がわかったので、お母様を許し、自分を解放して今日からぐっすり寝て下さい」と言いました。

きみ子さんは、毎日アファーメーションをしています。
「私は眠たい時に自分に安眠を許可します」
「私は毎晩ゆったりとりリラックスして安眠します」
「私の心と体は芯からリラックスして深い眠りに入ります」
「私の心と体は眠りを通して癒やされ調和されます」

今、きみ子さんは、睡眠薬ともお別れをして自分を傷つけることもなく安眠されているようです。



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2010年07月04日

潜在意識のはたらき…ネガティブと向き合う…VSワールド

みなさま!
こんにちは∞

2010年も下半期に入りましたね。

今年から5〜6月にかけて、体調や気持ちの持ち方に変化が起きて、調子が悪かった方が多かったのではないでしょうか?

アセンションに向け地球の波動が変化する上で、地上にいる私達も心身に変化が起きるようです。それは宇宙からみれば微妙な変化かもしれませんが、ひとりひとりにとっては大きな出来事です。

ポジティブな気持ちで1日をスタートさせたつもりなのに、自分の奥にしまったままになっているネガティブな感情が頻繁に出てきて、すぐ落ち込んでしまう人もいるでしょう。ちょっとした人の言葉や態度に敏感に反応して傷ついてしまうことも多いようです。

人間関係がうまくいかなかったり、ぎくしゃくしている人のほとんどは、相手を嫌うと同時に自分を嫌っている波動も潜在意識から出ています。相手や自分のすべてを嫌っている人も部分的に嫌っている人も、程度の差はありますが「嫌い」という信号を発信している点は同じです。

「嫌い」シグナルはそのうち「憎しみ」「怒り」「許せない」シグナルへと増幅していきます。

このシグナルは「自己嫌悪」や「自己否定」と似た種類の波動なので、自分は「被害者」で相手は「加害者」という世界に入っていきます。
自分がこんな状態になったのも、あの人のせい、この人のせい、妻のせい、夫のせい、親のせい、先祖のせい、学校のせい、社会のせい…きりがありません。

ある意味誰かのせいなのかもしれませんが、「〜のせいでこうなった」という固定観念を潜在意識に植え付けないでほしいのです。

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潜在意識から見ると「〜のせいでこうなった」観念は一種の戦争状態を作り出します。バリアを張り巡らせて、身構えています。やって来るものを疑ったり拒否したり、そして攻撃してしまいます。私は「VSワールド」と勝手に名付けています。

この「VSワールド」を作り上げることは、いつ爆発してもいい怒りの地雷をたくさん潜在意識に埋めていくような作業です。潜在意識を蝕んでどんどんエネルギーを吸い取って柔軟性のないかたまりのようになものを作ります。

もちろん体にも影響が出てきます。体にとっては「VSワールド」はストレスシグナルですから、体は常に緊張感を強いられます。寝ている時まで緊張しているので、スッキリした目覚めを迎えられず、朝起きても疲れが溜まってしまいます。これは体のいろんな場所に影響を及ぼします。

なにもみなさんを怖がらせているわけではありません。私達の体は精密な機械を内在したガラス細工です。繊細で壊れやすいのです。ですから大切に大切に扱っていただきたいのです。

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へんな例ですが、みなさんはだんご虫をご存知だと思います。楕円形で足のようなのがいっぱい付いて地面を這っている虫です。

楕円形で普通に地面を這っているだんご虫はリラックスしている状態です。このだんご虫を棒で突っついてみます。ちょっと突っついただけでだんご虫は身を守ろうとして、くるっと丸くなり動かなくなります。この状態のままがずっと続くようでしたらだんご虫は生きていけませんね。

私達もストレスを受けると体や心が丸まっただんご虫のようになるのです。自分の考え方が体にリラックスをもたらすか、ストレスをもたらすか検証してみて下さい。

「VSワールド」を作らず、前向きに生きることは、ストレスシグナルを自分に向けて発信しませんから、穏やかな気持ちで生活できる時間が多くなります。穏やかな安定した波動には、ラッキーな引き寄せやシンクロを起こす素となるエネルギーがたくさん集まって来ます。

まわりとの人間関係がうまくいっていないと感じている人は、改めて自分に向き合えるチャンスだと思って心の中の「VSワールド」を解除して下さい。「VSワールド」に繋がる考え方を選択しなければいいのです。

未来を作るのは自分なのです。
未来の自分の創造主はまさに今の自分なのです。


「VSワールド」を乗り越えた時には、前にもまして穏やかになり、スッキリと前向きに生きていけると思います。


山中湖ツアーは、お申込み募集中です。


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2010年06月01日

潜在意識…旅での気づき

みなさま!
こんにちは∞

数年前から、時間が早くなっていると思っていましたが、この頃、さらに時間の経過が加速しているのが感じられます。

このブログを立ち上げたのが2006年の元旦ですから、かれこれ約4年半になります。そして、サロンを横浜に移して丸2年になります。何かあっという間だった感じです。

全国どこへでも、出張しやすいように、横浜に移って来ましたが、来てよかったと思っています。

月の半分近くは出張していますし、自宅とサロンが離れていますので、私はほとんどホテル暮らしをしています。そういえば、私は若い頃から旅行が好きで、まわりの人に将来はホテル暮らしをしてみたいとよく言っていました。

今は仕事で旅をしているので、観光はなかなかできませんが、行く先々でいろんな方とお話ししたり、お食事したりできるので、楽しく充実しています。

出張の支度も最初はモタモタしていましたが、今では慣れて、スーツケースを大中小と揃えて、1泊用、2〜3泊用、1週間用と分けて準備をしていますのでいつでも出かけられます。荷物は少ないにこしたことはないので、服や靴の組み合わせを効率的に考えています。

ホテル暮らしをしていると、人は最低限の持ち物があれば、たくさんの物を所有しなくてもやっていけると思います。スーツケースひとつでどこでも移動可能です。そのうち、世界一周もしてみたいです。

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駅や空港に着いて、一歩街に出た瞬間にその街特有のエネルギーを感じます。ひとつひとつの街に個性があります。五感を通じてその街のいろんな情報が、潜在意識に流れて来ます。私は街と触れ合うこの瞬間がとても好きです。

先日、福島に出張した時のことです。帰りの電車に乗るために、車である町の駅まで送っていただきました。

そこは城下町の雰囲気を漂わせ、駅も比較的小さくひっそり静かな感じでした。私が駅に着いたのは夕方でした。十数人の高校生が駅の構内やホームで、電車を待っていました。その高校生たちとすれ違う時「こんにちは!」と挨拶されました。

「こんにちは」と挨拶を返しながら、私を誰かと間違えたのかな?なんて最初は思っていましたが、何人もの高校生から「こんにちは」と挨拶されると、この町の高校生は知らない人にも挨拶をするのだとわかり、暖かい気持ちになり嬉しくなってきました。

コミュニケーションは挨拶からと言いますが、挨拶するということは気分をポジティブにし、潜在意識を活性化する効力があるのです。

もし家族や知人と仲が悪く、毎日顔を合わせるのに、口をきかないような状態でしたら、そのままにしておかないで、ぜひ挨拶から始めて下さい。

自分が挨拶をして相手が挨拶を返さなくても構わないのです。自分が挨拶するということに意味があります。自分の声を自分が聞くことが大切なのです。

「おはようございます」
「こんにちは」
「こんばんは」
「おやすみなさい」
「行ってらっしゃい」
「お帰りなさい」
「ご苦労様でした」
「よろしくお願いいたします」
「ありがとうございます」等々…。

相手には挨拶をする機会をくれてありがとうと感謝の気持ちを贈りましょう。

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福島から東北新幹線に乗り、東京で東海道新幹線に乗り換えました。平日でしたので、東海道新幹線の自由席は、通勤帰りの乗客で、すごく混んでいました。座れないでデッキに立っている人も多いようでした。私はかろうじて2人席の通路側に座ることができました。

斜め前に、3人席を向かい合わせにして座っている6人の年配女性のグループがいました。彼女たちは楽しそうにおしゃべりしながら盛り上がっていました。

でも私の前の2人席に6人分の荷物を置いて占領していました。東京駅を出発しても、荷物を退かす意志はないようでした。

品川に着き、さらに多くの人が乗り込んで来ました。あいている席がないかと、車内の通路にぞろぞろ人が列をなしていました。6人組は、全然お構いなしにおしゃべりに興じていました。

一組のカップルが車内に入って来ました。 女性は手にお弁当らしき袋を抱えていました。車内は6人組の荷物を置いている席以外、あいている席はひとつもありませんでした。

ところが、そのカップルが6人組みの席に近づいた瞬間、何を感じたのか、6人組の女性達が一斉に立ち上がり「ごめんなさい。ごめんなさい」と言いながら荷物を退かして、このカップルに席を譲ったのです。

私は心の中で(このカップルはラッキーだね!よかったね!)と思いました。今まで、たくさんの人が通っても何の反応もしなかった6人組が、このカップルが近づいた途端、荷物を移動して席をあけたのがちょっと不思議でした。


電車は品川駅を出発しました。私の前の2席に座ったカップルは女性が窓側、男性が通路側に座りました。すると私の前に座った男性が、いきなり振り向いて私の顔をじっと見たのです。

私がちょっと驚いていましたら、その男性が「すみません。席を少し倒してもかまいませんか?」と私に言いました。今時、珍しく礼儀正しい若者だなと感心しながら「どうぞ」と答えました。男性は頷いてお礼を述べ、前を向き少しだけ座席を倒しました。


間もなく新横浜に到着しましたので、私は席を立ち上がり、前の席で仲良くお弁当を食べているカップルに一瞬視線を移し、扉に向かいました。

ホームに降りて、今日出会った高校生やさっきの若者のことを思い出して、いい一日だったなあと感激していました。

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次の日にある女性の方からメールが来ました。

「ジュネさん。昨日の夜、新幹線に乗っていませんでしたか?私の娘夫婦の後ろの席にジュネさんによく似た人が座っていたものですから、もしかしてと思ってメールいたしました。間違っていたらごめんなさい。昨日は引っ越す娘夫婦をホームまで見送りに行きました。」

この女性は娘さんの結婚に難色を示していました。二人共若いということと、相手の男性が自分の娘を幸せにしてくれるだろうか心配だったのです。そのことで時々相談を受けていました。

解読した結果、娘さんのご主人は若いけどしっかり安定したエネルギーを持っている方なので、心配しないでお二人を応援してあげてくださいと、私はアドバイスしていました。

彼女の潜在意識が、私と娘さんの夫とを引き合わせたのかもしれません。潜在意識が起こすシンクロにはビックリです。


これからも、旅をしながら学んでいきたいと思っています。



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2010年03月10日

潜在意識と目線

みなさま!
こんにちは∞

先日、ある方を囲んで10人くらいでお茶をしていた時のお話しです。

ある方というのは(仮にZ氏)5年ほど前にご紹介いただき、仕事上で関わっている方です。

Z氏は、両親は日本人ですが、生まれも育ちも海外なので外国籍の方です。子供のころ第二次世界大戦で何年かだけ日本にいたそうです。

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Z氏は両親を亡くし10代で天涯孤独になり、苦労して働きながら自力で大学まで出て社会人になりました。ある時に経営破綻してしまった会社を引き取り経営することになりました。

その会社は60人くらいの従業員が働いていたのですが、ほとんどの人をリストラしないとやっていけないので、3〜4人だけ残してリストラすることになったそうです。

残った3〜4人の中にJさんという技術者がいました。

後にそのJさんはすごい発明をして世界特許を取ることになるのです。それによりZ氏の会社は世界的な会社に成長しました。

お茶をしながら私はZ氏に「なぜ60人の中からJさんを選んだのですか?」と尋ねました。彼のエンジニアとしての才能をZ氏は見抜いていたのかなと思ったからです。ところが意外な答えが返ってきました。

「彼はね。笑顔がとてもよかったんだよ。いつもニコニコして楽しそうに働いていたから彼を残すことに決めたんだ。」
やはり笑顔は素晴らしいですね。

私はZ氏の目の付けどころに感心しながら、Z氏の人柄にとても暖かい気持ちになりました。

Jさんは世界特許の取得を自分のものにせずに、会社の功績にしました。それは大変な時に自分を雇ってくれたZ氏に対する感謝の気持ちからでした。

会社は発展し続け大きくなりましたが、ある時Z氏は病気になり、それを期に会社を売却し財団を立ち上げました。現在Z氏は、人類や地球の未来に有益な研究や事業に投資をしています。


Z氏はあらゆる方面の著名な方々と交流があり、経済的には富豪、億万長者と呼ばれている人々のグループに属する方です。でも威張ったり誇示したりすることは決してありません。いつも自然体で誰に対しても平等に接しています。

「Z氏さんの会社は世界特許を取得されたのですよね」と尋ねると「それは僕が取ったのではなくJさんが取ったのですよ」と必ずJさんを讃えます。

もしこれが日本の会社の社長でしたら、おそらく対外的には会社の中の一技術者の功績より、会社の技術の功績としてしか話さないでしょう。

経済から自由に解放されて、自分の信念のみで仕事をしているZ氏とお話しをすると、いろいろなことを学べます。

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日本は、たて社会ですから、多くの人は仕事では先輩や上司をたてて、自分の立場をわきまえて行動しています。仕事を離れてもそれは変わりません。意見を言いたくても、立場を意識して言わないことが多いようです。そもそも自分なりの意見を持つことを自分に許可していない人が多いのではないでしょうか。

それから、TVや新聞の報道も同じニュースをほぼ同じ見解で流しています。見る側も何の疑問を抱かずそれをうのみにしてしまいがちです。

そんな日本の社会は外国からみると独特な感じがするようです。


Z氏はお茶をしながら私達にこう言いました。

「人はどんな相手に対しても同じ人間として対等だと意識することは大切だよ。人を見下す『上から目線』で接してはいけないよ。そして自分を卑下し相手をうかがう『下から目線』もだめだ。いつも『真っ直ぐに見る目線』が大切だよ」

真っ直ぐ目線…とても心に響きました。

私達は勘違いしてとらえていることが多々あります。「自信」を持つことと「傲慢」なことは違います。「自信」を持つことは、字の通り自分を信じることです。自分さえよければいいという「傲慢」とは違います。「尊敬」と「崇拝」は違いますし、「謙虚」と「卑下」も違います。


これらは、私達が「真っ直ぐ目線」で人と対応しているかどうかが目安になります。

「真っ直ぐ目線」を持つことは、潜在意識とつながり、心の健全さとバランスを保つことができる大事な要素なのです。目線とは意識そのものです。

あなたはどんな目線でコミュニケーションしていますか?



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2009年11月21日

潜在意識への道…風邪からの開放

みなさま!
こんにちは∞


11月も後半ですね。寒くなってきましたので、日頃、充分に体調を整えておいて下さい。私もこれから出張がたくさん入っていますので、気をつけようと思っています。

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体調といえば、私達の体はいたるところに免疫システムが完備されていますので、様々なウイルスや悪玉菌から感染しないよう自分を守っています。もし感染してもそれと戦い、治す力、治癒力も私達は持っています。

この免疫力や治癒力は潜在意識と深く関わっています。ポジティブな人や前向きな考えを持つ人ほど高いのです。

「風邪は万病のもと」といいますが、私達のエネルギーが何かトラブルを起こすとまずは風邪という症状になることが多いようです。この風邪というエネルギートラブルは潜在意識からみると、自分が引き寄せていることがあんがい多いのだとわかりました。

いやな仕事、いやな勉強、いやな人間関係、常日頃いやだ、いやだと思っていると、潜在意識に「いやだ」のデータが強く入るので、そのいやがっているものを、潜在意識の中の特別室、スペシャルルームに保管することになります。

いやだという気持ちは、強いネガティブ感情が含まれています。感情は引き寄せる磁石のような役目をしますので、その「いやだ」はスペシャルゲストとなりスペシャルルームに入っていくのです。スペシャルルーム滞在中の「いやだ」は維持費がかかります。「いやだ」は否定や嫌悪の感情なので、維持費は払ってくれずその維持費は自分持ちで、自分の生命エネルギーで支払われることになります。

生命エネルギーが低下すると免疫力が落ちてきて、体調不良となり風邪を引き起こしやすいのです。もったいないですね。

スペシャルルームには、「いやなもの」ではなく「目指す目標」や「楽しく幸せ」や「ありがとうと感謝」や「感動」を入れてください。そして毎日何回も何回もスペシャルルームのドアを開けてゲストに笑顔を向けるのです。

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先日、中学にご子息を通わせている知人と電話で話をしていました。その学校は中高一貫で、修学旅行は中学はアメリカ西海岸、高校はニュージーランドです。

新型インフルエンザが学内で流行っていますが、修学旅行を控えていた学年は感染者ゼロで無事修学旅行を終え、試験を控えていた学年は、感染者多数で学級閉鎖になったそうです。


風邪をひかないこつは、「私は風邪をひきません」と決心することです。そしてアファーメーションを毎日くりかえすのです。

潜在意識に「風邪をひかない」というデータが入れば、その通りになります。普段の生活態度が自然に健康につながっていくようになるのです。空気、食事、睡眠、意識、など自分を取り巻く環境が元気でいられるように導かれ守られていきます。

昔から「馬鹿は風邪をひかない」という諺があります。この「馬鹿」のところを「陽気な人」や「ポジティブな人」「自分を信頼している人」「毎日の生活を楽しんでいる人」などに置きかえてもいいと思います。

明日から風邪と無縁の人生を送って下さい。



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2009年09月01日

潜在意識活用…イメージキャラクター

みなさま!
こんにちは∞

子供さんは夏休みも終わり、いよいよ2学期ですね。

その月が終わり次の月に移る時に感じる変化は、5月から6月に移行するよりも、8月から9月に移行する方がなんだか大きな変化を感じます。

月の変わり目や週の変わり目、1日の変わり目のスタート時は、潜在意識に新たなイメージをインプットする絶好の機会です。

大晦日の12月31日を思い出して下さい。年越しそばを食べ、除夜の鐘を聞きながら、カウントダウンします。新しい年はどんな年になるだろう。たくさんいいことが起きる、幸せな年だったらいいなと、内心ワクワクしていますね。

あのワクワク感は、潜在意識に活力を与えます。

大晦日と元旦だけが特別で、後は普通の日が続いていくみたいに思っている人も多いでしょうが、元旦へのカウントダウン意識を日常生活に取り入れるとスッキリした毎日を送ることができるでしょう。

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私の場合、潜在意識を使う時はいろんなキャラクターをイメージの中に登場させます。

先ほどの、元旦カウントダウンの私のイメージキャラクターは、ふっくらしたニコニコ顔のおじさんです。私は「スタートおじさん」と呼んでいます。

「スタートおじさん」は、私の中でたびたび登場します。どんな時に登場するかというと、これから真剣に何かに取り組もうとする時や、何かが原因で落ち込んでいたけど、このままではいけない、気持ちを立て直そうという時に登場してもらいます。

「スタートおじさん」はモヤモヤした意識をある程度強制的に吹っ切って前向きに変わろうとする時に登場するのです。

「スタートおじさん」は陸上競技などで、用意!スタート! と空に向けピストルを鳴らすおじさんがモデルです。

私のイメージのおじさんはピストルではなく打ち上げ花火を持っていて、スタートの瞬間空高く打ち上げてくれるのです。胸にはホイッスルを下げ、スタート後にまだ不調の場合は、そのホイッスルがピィー!と澄んだ音で鳴り響き、「もう一度スタートする?」「何分後にスタートしようか?」と尋ねてくれます。

私はおじさんに「10分後にスタートして下さ〜い」とお願いします。 おじさんはウィンクをして、オーケー10分後ねと承諾してくれます。私は携帯を取り出し、10分後にアラームをセットします。アラームの音は自分の好きな効果音にします。10分の間に思いっきり背伸びとあくびをし、リラックスをします。

10分経ちました。アラームが勢いよく鳴ります。「スタートおじさん」が花火を上げてくれています。 「おめでとう!新しい君のスタートだ!」と応援してくれます。

私達は何度でも、新しく自分を再生できるのです。

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もう1人、ご紹介したい、イメージキャラクターがいます。 それは「宅配おじさん」です。

「宅配おじさん」はどんな時に登場するかといえば、例えば人間関係がうまくいかない時や、頭を悩ます問題が起きた時、考えても考えても、解決方法が見つからない場合、時間だけが過ぎ大変なストレスを抱えてしまいます。

そんな時は、いったん全部手放してみるのです。抱えていることを全部箱に詰めて「宅配おじさん」を呼びます。

「30分後に取りに来て下さい」とお願いします。おじさんが「配達先は?」と聞きますから「潜在意識まで」または「宇宙まで」と答えます。30分の間に私は箱詰め作業をするわけですから、またアラームセットをします。そして紙に何が問題なのか箇条書きに書いてみます。書き終わったらすべて解決してスッキリした自分をイメージしてみます。

30分経ちました。アラームが鳴ります。「宅配おじさん」がやって来ました。やや細身の小柄で機敏なニコニコしたおじさんが「こんにちは!荷物取りに来ましたよ」と言って私の悩みの入った箱を受け取って風のごとく去って行きます。私はホッとして眠りにつきます。

「宅配おじさん」に頼むとなぜかいろんな問題が次々に自然と解決いたします。


このように、潜在意識を活用する際にイメージキャラクターを使えば楽しくイメージできます。

なぜか、私のイメージキャラクターはおじさんが登場するのですが、もちろんイケメンのお兄さんや元気なお姉さんでも構いません。あるいは動物でもアニメの主人公でもいいのです。

あなたのオリジナル イメージキャラクターをあなたの生活の中でどんどん活躍させてあげましょう。



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2009年08月06日

日常生活と潜在意識

みなさま!
こんにちは∞

たくさんの方から、本の出版のお祝いのメールや感想メールをいただき、毎日感激しています。いろんな方から、支えられ応援していただける私は幸せだと感じています。

この「幸せになろう!」という本は、みなさんの潜在意識解読を通していろいろな発見や気付きやエピソードを載せています。この本はみなさんと一緒に制作したという感覚を私は持っています。

ぜひ、ご自分のまわりにいらっしゃる「幸せになってほしい方」にお勧めして下さいね。

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私が日々解読で向き合っている世界は、潜在意識という広大な世界です。 この潜在意識という見えないけど確実に存在する世界の入り口が今までになく広くなっていて、アクセスしやすくなっています。これは何か宇宙的力が働いているようです。

そうは言っても、潜在意識に願望を叶えるためにイメージを送ったり、意識を変えたりするのは大変だし、何冊も本を読んだりセミナーを受けたりしなければ出来ないのでは…、あるいは、本を読んでもセミナー受けても難しいのでは…、とみなさんは思っているかもしれません。


ところが、なんと私達が営んでいる日常生活の中に潜在意識へアクセスする通路がたくさんあるのです。


例えば料理は、潜在意識を活性化する素晴らしいエクササイズです。

お料理をするというのは、必ず出来上がりの料理のイメージが頭の中にあります。カレーにしても、野菜炒めにしても、出来上がって美味しそうにお皿に盛りつけられた姿がはっきり浮かびます。失敗して黒こげになった料理を思い浮かべながら、料理を作る人はいません。

料理をすることにより、無意識的に成功へのイメージ強化をすることができます。気持ちを込めて作って下さい。

ご自分が作った料理にポジティブはネーミングをつけましょう。例えば「愛と勇気のサラダ」とか「癒やしのスープ」とか「健康と調和のハンバーグ」など。そうすると気持ちもポジティブになり、一段と美味しくなると思います。


お掃除や後片付けをする時の意識は、イライラしたり、いやいやするのではなく、創造主になったような壮大な気分でして下さい。

「この部屋の空間エネルギーは私の手によってつくられる。いろんな物を整理することで、秩序と調和が私によってもたらされる。」と唱えながらやりましょう。

本は本棚に戻してあげる。ビンはビンの収納場所に帰してあげる。物は仲間と一緒に置いてあげる方が、場のエネルギーが良くなるのです。それは自分を開運に向かわせる原動力になります。


お洗濯は、浄化イメージに最適です。

洗濯機の中で汚れた洗濯物が、だんだんきれいになり、すっきりと爽やかになっていくイメージをしましょう。

洗濯物を干す時とたたむ時は、浄化のエネルギーが洗濯物から自分に降り注ぎ、衣服がありがとうと感謝している様子をイメージして、良かったねおめでとうとお祝いムードでして下さい。

このように、日常生活の営みは、潜在意識アクセスへの有利な道なのです。精一杯楽しんで下さい。

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いつも、みなさんは自分自身をエネルギーの塊だと思って下さい。エネルギーそのものですから自分の全身を囲っているオーラの範囲までが自分なのです。ですから自分をイメージする時は、自分の体から出ているオーラの光を忘れないで下さい。

光輝くあなたがする料理、お掃除、洗濯は、「光輝く料理」「光輝くお部屋」「光輝く衣類」なのです。

光輝く明日に向かって!



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2009年06月08日

潜在意識に送るデータベース

みなさま!
こんにちは∞


私の6月のスケジュールは対面解読が多いので、半月くらいはあちらこちらに出張になりそうです。

乗り物に乗っている時間にどんな過ごし方をしようかと考えるのは私の楽しみの一つです。夜の移動や通路側の時は本を読んだり、瞑想したりしています。

乗り物の中の瞑想は普段の瞑想のように静かではありませんが、乗り物特有の振動や音を利用して、一定のリズムを感じながら「乗り物瞑想」と自分で名付けた独特な瞑想をしています。

乗り物の中でブログの記事を書くことも度々あります。この記事も広島で「対面解読+お話し会」を終え、帰りの新幹線の車内で書き始めました。(広島の会場のスタッフのみなさまお世話になりました。ご参加のみなさまお会いできて嬉しかったです。ありがとうございました。)

乗り物の窓際に座った時は、私は外の景色の眺めを楽しんでいます。時々、あらかじめ予測しておいて、ある駅から次の駅までいくつトンネルがあるか当ててみたり、赤い屋根の家が何軒あるか集数えて、集中力を高めたりしています。

子供みたいですが、小さい頃に好奇心いっぱいワクワクして乗り物に乗った気持ちを思い出していろいろやっています。この楽しい好奇心の波動は潜在意識を動かしポジティブにモチベーションを保つ原動力になるからです。

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私達は日常生活の中で、辛いこともたくさんあるでしょうが、一瞬でも楽しい気持ちや嬉しい気持ちになり笑顔になることもあります。

誰かに親切にされたとか、入ったお店の店員さんが感じよかったとか、可愛い子供を見たとかペットを見たとか、その日一日を思い出すなら心がプラスに感じたことをたくさん思い出すよう心がけて下さい。

そして、すかさずその気持ちを心の中にストックしておいて、寝る直前に心のファイルに入れて下さい。それはポジティブな『データー』となりたくさんストックしておくと、辛くなったり落ち込んだりした時、自分を立て直すのに力になってくれます。


私は解読の時、その方がイメージしたことが潜在意識に届いているか見るために、潜在意識をコンピューターの画面にたとえるようにと宇宙エネルギーが伝えてきます。

みなさんの潜在意識はスーパーコンピューターどころか並外れた性能のコンピューターです。それも進化するコンピューターです。そしてコンピューター画面は心を写す画面でもあります。

もちろんインターネット機能もあり、それぞれの『宇宙』に接続されています。このインターネットは、すべての国の人々、動物や植物とも繋がっていますし、現在ばかりか過去にも未来にも異次元にも繋がっています。地球の意識や集合意識、超意識にも繋がっています。

潜在意識のコンピューターはイメージというデーターを受け取り、それが潜在意識にインプットされれば何でも叶うというシステムが搭載されています。そしてすでにさまざまな『観念』『概念』『想念』『信念』というデータ-が生きていく中でインプットされています。そして日々いろいろな出来事を体験する中でデーターの内容も書き換えられていきます。

データーの内容が前向きでポジティブなものが多いなら、毎日が明るく楽しいはずです。そして目に見えない神のような大きな存在を感じ心穏やかに過ごせます。

反対に日常生活に希望が見いだせないとか、心が不安でいっぱいになっているようでしたら、データーの内容が制限の多いネガティブなものに書き換えられているのです。

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潜在意識のコンピューターを作動させる方法のひとつとして『目標をたてる』ことがかなり有効です。

〈目標をたてる〉→〈実行する〉→〈達成感を味わう〉→〈さらなる目標をたてる〉→〈実行する〉→〈達成感を味わう)

この情報の入ったデーターを顕在意識でイメージして作って潜在意識に届けるのです。何度も繰り返しイメージすることで潜在意識に運ばれていきます。

「私は何をしていいかわからない」と言っていた方が、解読で潜在意識からのメッセージを受け取り、明日から目標を立てやってみますと決意した瞬間、ものすごいエネルギーが湧き起こり、潜在意識が光輝く虹の世界になります。この力強く美しい光景をご本人に見せてあげたいです。

私はみなさんの潜在意識の光のスペクトルの世界を見て毎日感動しています。



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2009年02月17日

潜在意識と宇宙法則(その2)…引き寄せる⇔遠ざかる

みなさま!
こんにちは∞


先日、九州から知人4人が週末を利用して、横浜のサロンまで会いに来てくれました。全員お仕事を持っているので昨年の11月からみんなで計画を立てていたようです。引っ越して遠くに離れても良いご縁が続くのは嬉しいものです。4人の内のひとりは、婚約中で来月結婚式をあげます。

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昨年の11月、彼女を対面解読しました時に、お見合いで紹介された男性がいるけれど、全然気持ちがのらないという相談を受けました。その男性とは波動が合わないしご縁もなさそうでした。「その方には、はっきりとお断りした方がいいですよ。あなたの潜在意識のパートナーシップのお部屋はスイッチオンで灯りがついています。出会うチャンスはありますから信じていて下さい」と言いました。 彼女は「わかりました。ちゃんとお断りして、他の方が現れるのを待ちます」と決心しました。

この決心がイメージ力を強めました。驚くことに、この解読の何時間か後に、お友達から紹介したい男性がいるから会ってみないかと連絡があったそうです。彼女はお見合いの相手に丁寧にお断りをして、お友達の紹介してくれた男性と会うことにしました。お互いに気に入ってトントン拍子で話しが進み二人は婚約をしたのです。

彼女は「ジュネさんのおかげです」と言ってくれましたが、彼女が何の迷いもなく心をクリアーにして決心をしたので、イメージがしっかり届き、彼女の潜在意識が活性化しパートナーを引き寄せたのです。


「引き寄せの法則」はみなさんよくご存知だと思います。本もいろいろ出ていますね。自分が望むことを引き寄せるには、いつも自分と仲良くしていること。私は自分が好き、愛してるという気持ちが大切です。自分と調和している時、潜在意識は豊かな人生引き寄せ、現実化してくれます。

ただ潜在意識の世界は善い悪いの判断はありません。ポジティブでもネガティブでも、イメージがしっかり届けば潜在意識は引き寄せるのです。でも、いやなことは引き寄せたくないですね。

実は私達は「引き寄せること」が出来ますが「遠ざかること」もできるのです。「遠ざかる」というのは、自分にとって必要のないもの、手放したいものや習慣などからスピーディーに離れるイメージをする方法です。

例えば、不健康な生活習慣、煙草やお酒、ギャンブル、無駄遣い、などなど。人間関係もありますね。 終わってしまったのに未だに引きずっている人間関係。けじめをつけようと思っているけどなかなか実行できない人間関係など。それから、時々自分の中から湧いてくるネガティブな想念。過去の事を悔やんだり、将来をやたらと心配したりする気持ちなどです。

私達はネガティブな思いに囚われた時に、そのネガティブな事柄をさらに恨んだり憎んだり、感情を移入をしてしまい、ネガティブを増幅してしまいがちです。そしてそんな自分を今度は自己嫌悪という感情が襲います。

例えていうと、ネガティブな食べ物が目の前に出て来たら、捨てるのではなく、さらにネガティブなトッピングをふりかけてやけ食いしてしまうのです。そしてお腹を壊した自分をいたわるどころか、責めてしまうのです。

もうそういう事をしなくても、戦わなくてもいいのです。自分が手放したいと思っていることを否定することなく、ただ遠ざかるイメージをするだけで潜在意識にネガティブなイメージが入らないようにすることができるのです。

ネガティブからすごく早いスピードで遠ざかっているイメージをして下さい。まるで自分が光速で移動する乗り物(彗星、円盤、ロケット、魔法の絨毯、スケボーなど何でもいいです)に乗っていて、すごい勢いでネガティブから遠ざかっているのです。もうネガティブははるか彼方、どこにも見えません。軌道も逸れました。。軌道が違えば、出会ったりぶつかったりすることはないのです。

「遠ざかる」というのは、ネガティブを拒絶したり否定したりする事なく、軌道を離れ、本当に願っている軌道に乗ってしまうというやり方なのです。この「遠ざかる」イメージを繰り返しすることにより、手放したいものが不思議と自然に無理なく離れていきます。

何を引き寄せ、何を遠ざけるのか、決断し、自分に許可を出してあげて下さい。そして望んでいることをイメージして下さい。


ひとりひとりの想念がエネルギーとなって集合意識が作られ、どんどん
世界中に大きな輪になって広がっていきます。

「引き寄せます」
愛と平和を!
「遠ざけます」
絶望と恐れを!



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2007年12月04日

潜在意識の超意識

早いもので、ブログを立ち上げてもうすぐ丸2年になります。

「潜在意識解読を通じて、さまざまなメッセージを発信します」という主旨で不特定多数の方々に向けてこのブログを作りました。それまでの13年間の「潜在意識解読」は私の周りの方だけが知っていました。私は「潜在意識解読」を自分の趣味の範囲でとどめようと思い、解読を通じて学んだり、研究した事などは封印しようとさえ思っていました。

どうしてかと言えば、人間は元々ネガティブが大好きなのではないかと思うくらい、悲観的な発想の人が多く、その発想にもとづいた現実を作るからです。例えば、ある人を解読します。原因がわかり、その人は元気になるのですが、しばらくすると、また同じ原因で落ち込んでやって来るのです。この繰り返しが続き、潜在意識が変わり元気になるのに、なぜまた同じ原因でネガティブな状況になるのかと不思議でした。

ネガティブな人の顕在意識は、いろいろな影響を受けて、思い込みが強すぎて偏ったものの見方をしています。また自分を含め人に優劣や上下をつけて判断する傾向が強く、優柔不断かと思えば頑固なのです。さらに過去のことを悔やみ続け、未来のまだ起きてもない事を不安に思い、罪悪感と攻撃精神を行ったり来たり…。これを繰り返していれば、幸せを感じる前に人生を人間関係の悩みとストレスと病気に使ってしいます。転生を繰り返しても、顕在意識ではネガティブを再現している状態です。ですから人々が気付き覚醒し、集合意識が変わる日が本当に来るのか疑問に感じていたのです。

2005年のそんなある日、私は朝目覚めた時、自分の体が細かく振動しているのに気付きました。しばらく自分の振動を体感していると、頭上にもっと細かい振動数のエネルギーを感じました。宇宙エネルギーがすぐ近くまで来ていたのです。

宇宙エネルギーは私に、振動数の一部を合わせてみてごらんと言いました。私は自分のエネルギーの一部分を宇宙エネルギーと共振させました。するとなんとも言えないほど気分がすっきりしていくではありませんか。それは自分と宇宙が一体化したような静かで穏やかで、すべて満たされている、爽やかな感覚でした。そしてすべての可能性につながっていて、自由で何でも出来るという確信に満ちていました。言葉ではとても言い表せない世界でした。

神?仏?高次元?悟り?覚醒?愛?どこですか?と聞いた瞬間、元の自分に戻りました。そして宇宙エネルギーからメッセージが来ました。「今のは潜在意識の中にある超意識の世界です。これは、誰もが持っている意識なのです。潜在意識に深くインプットされると、あとはこの超意識がすべてしてくれます」私はびっくりして「えっ!!そこまでの意識に到達している人をあまりみた事がありません」と言いました。「大多数の人は使っていないだけです。一人一人の潜在意識の中の超意識が動き出すと世界は変わります。これから先すごい勢いで地球の人達の超意識の扉が開きます。」

この体験があってから、私は自分を信じて潜在意識解読をやって行こうと決めました。解読する時は、その方の願いが必ず潜在意識の超意識に到達すると確信しています。ですからみなさんもご自分を信じて、潜在意識にインプットし続け、超意識を動かして下さい。

私達は宇宙の大切な源であって同時にパーツなのです。パーツが一個でも欠けるとジグソーパズルの絵は永遠に完成しないのです。そして自分は微力だからとあきらめないで下さい。宇宙は微力のパワーで成り立っています。
(微力に関しては次回の記事でお話しさせていただきます)


………………………
〈ジュネシーンからのお知らせ1〉

☆解読のお申し込みをされている方へ

今、大変多くの申し込みをいただき、解読をみなさまの希望日に添えるよう、スタッフが懸命にスケジュール調節をしています。そのため返信メールが遅れています事をお詫び申上げます。特に3週間以上お待たせしている方には12月15日までに、メールが届くよう準備をしていますので今しばらくお待ち下さい。

…………………………
〈ジュネシーンからのお知らせ2〉

☆私と一緒にミュージカルを観ませんか?

ノンフィクションミュージカル
CAREWAVE AID
〜僕らがそれをする理由〜

国内外の現状に、
今私たちができることはなにか。
舞台から「愛と祈り」を伝える。

CAREWAVE AID 公式ホームページ

12月19日(水)
13:30/18:30
2回公演
THEATRE1010
〒120-0034
東京都足立区千住3-92千住ミルディスT番館

<チケットのお問い合わせ先>
チケットセンター
03-5244-1011
http://www.t1010.jp/

私の友人の紹介でこのミュージカルの代表者の方と知り合いました。優れた芸術性を持つ彼女は、舞台で美を表現し、人々に夢を与えて続けています。

今回彼女が世界の子供達の置かれている現状を、ミュージカルを通して表現し、全収益を寄付するというこの企画を立ち上げ、さまざまな波風を受けながらも情熱的取組んでいる姿に深く感銘いたしました。

スタッフもキャスターもすべてボランティアです。このミュージカルを見に行く事はボランティアに参加する事にもなります。おひとりでも多くの方がお越し下さるよう願っています。



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2007年10月15日

潜在意識と生命エネルギー

みなさま!こんにちは!

今年も残り2ヶ月半になりましたね。日増しに地球の時間が加速して速くなっている感覚がします。

何かやる事がいっぱいあるのに、焦ってしまって手がつかない方は、しようと思っている事を紙に書き出して優先順位をつけてみて下さい。何でも頭の中だけで組み立てないで、書き出す事は大切です。タイムマネージメントは明確な意識と共に作っていくのがベストです。

私は前日に担当者から翌日の解読の方々の予定表を受け取ります。時間は書いてあるのですが、私はもう一度別の紙にタイムスケジュールを書いて、明日お話しをする方々に自分なりに紙の上でご挨拶いたします。

目標やスケジュールを書き出すという事は、自分の人生をどう生きるかを意識する事につながります。「自分は今生きているんだ」という意識は強い生命エネルギーを生みます。

私達は、日々を生きるために、生命力を維持しなければなりません。この生命エネルギーを私達は自分にどうやって取り込んでいるでしょうか。

まず一番は呼吸です。呼吸は生命エネルギーに直結しています。自分がどんな呼吸をしているか意識することは、自分の延命にもつながります。私は解読をし始めた頃から複式呼吸をしています。胸式呼吸では潜在意識とつながりにくいのです。呼吸が深いと感情エネルギーが落ち着きます。

それから生命エネルギーの重要な補給元は食糧と水分です。私達は毎日食事をしています。口に入った物は100%体に影響を与えます。自
分を大切に思うなら食べ物と水には十分気をつけて、バランスのよい食事を取って下さい。

この様に私達は生きるために外からエネルギーを吸収しています。ところが私達は生命エネルギーを自分自身でも作っています。睡眠がそうです。寝ている間に私達は体力を回復しますし、霊的にも成長します。忙しいと平気で睡眠時間を削りますが、睡眠がどんなに生きていく上で大切か考えてみて下さい。リラックスした質のよい睡眠をとる事です。

睡眠は起きている時の気持ちの持ち方が影響します。布団に入って寝る前に、自分を今日一日ありがとうとねぎらって下さい。そして今日会った人や出来事に感謝し、すべてを許して安らかな気持ちで睡眠に入って下さい。

生命エネルギーはポジティブな意識や言葉からも作られます。反対にネガティブな意識や言葉を発し続けていると、免疫が低下し生命エネルギーがどんどん減っていくのです。たとえ回りの人がネガティブだとしても、左右されず、自分はポジティブな意識や言葉を選んで生きて行こうと決意して下さい。

私達は、呼吸、食べ物、水、睡眠、気付きの意識などから生命エネルギーを供給しています。この生命エネルギーを大切にしていく事で霊的エネルギーにつなげていく事ができます。宇宙は私達に無限のエネルギーを準備してくれています。

これにつながる鍵は私達一人一人が持っているのです。



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2007年08月27日

潜在意識のパワー…変化にはワクワクを!

先日、長崎県の川棚という駅前にある「あんでるせん」という喫茶店に行ってきました。

ここのお店は御存じの方が多いと思います。マジックパーラーと書かれた喫茶店には、毎日全国からマスターの超能力マジック(?)をひと目見ようとたくさんの人が押しかけて来ます。今回私は福島からの二人のお客さまをお連れして総勢6名で押しかけました。

「あんでるせん」を初めて訪れたのは、2005年の7月でした。このブログを始める約6ヵ月前です。その頃は、今から自分の仕事をどうやって進めていくか模索中でした。起業をするためにビジネスパートナーを探している最中でもありました。ですからその時は潜在意識解読のブログを始めようという発想はまったくありませんでした。

「あんでるせんに連れて行きましょう」と友人から誘われた時、ものすごくワクワクしました。こんなにワクワクする時は、自分の潜在意識につながり変化が起きていい方向に向きます。私は大いに期待しました。

マジックはとても面白く驚きの連続でした。「超能力ですか?」と質問した方に「いいえ、これは超能力ではなく未知の力です」とマスターは答えていました。

スプーンは触らずにまげてしまいますし、瓶の中のボルトとナットを手を触れずにすごい早さで締めたり外したりするのです。「金属は硬いという物体に対する固定観念をなくすのです。そうすれば軟らかくなりどんな形にもなります。」と言って10円玉を指で大きくしたり小さくしたりしました。「望む形をしっかりイメージをして今見えている実像を消せばできます」とお客さんから出された指輪を手の平の上で45度、90度と立てていました。「どんな人でも3ヵ月本気でやればできます」と、マスターは言っていました。

ショーの内容は、バラエティーに富んでいて、みんな唖然として見ていました。すべてマジックだとはとうてい思えません。お客さん本人だけでなく身内の名前まで当ててしまうのです。

それとマスターはマジックショーの合間に、おやじギャグ混じりにお話しをします。単なるギャグと流さないで聞くと、その内容はとても素晴らしいメッセージなのです。今を生きるという事、すべての人々は宇宙を介して互いに繋がっているという事、人間関係やお墓参りの事などもサラッとお話しされます。プラス思考よりもポジティブな「陽転思考」を提唱されていました。

私は初めて行った時にマスターに「マジックも素晴らしかったけど、お話しも感動しました!」と声をかけると「本当はそちらがメインですけどね」と笑いながらおっしゃいました。

その時私は年末までの半年間、毎月一回は来ようと決めました。初めて行った数日後、健康と美容にお勧めだという品物が、知人から送られてきました。それは仕事にも活かせましたし、今も健康維持に役立っています。

二回目、8月に別の友人と行きました。するとその数日後に今のビジネスパートナーのN氏との出会いがありました。三回目、9月に行った数日後には、7弦ヴァイオリンニストのロバートさんとの出会いがありました。四回目、10月に行った時は、仕事に役立つ別の商品がやってきました。五回目、11月に行った数日後にはN氏とビジネスパートナーを組み起業の具体的な話しにこぎ着けました。6回目、12月に行った数日後には、2006年の元旦から潜在意識解読のブログを立ち上げて、縁ある全国の皆さんとお話ししようと決心いたしました。

しばらくあんでるせんには行かないだろうと思ったので12月は年末にもう一度行きました。2005年に計7回すべて違う友人達とあんでるせんに行って楽しみました。そして確実にいろんな変化があって今に至っています。

ワクワクする事をしたり、ワクワクする所に行ったり、自分をワクワク漬けにしてみましょう。きっとそれは素晴らしい変化やチャンスをあなたにもたらすでしょう。



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2007年08月12日

潜在意識につながる…自作のカードを作ろう

暑中見舞い申し上げます。夏真っ盛りですね。福岡の海岸沖に鮫やエイが何百匹も現われたと大騒ぎになっています。地球温暖化の影響が進んでいるのでしょうか。

私達は、毎日いろんなマスメディアから発信される様々な出来事、事件、災害の情報などで、この先、生活していくのはかなり大変だという意識になっています。

しかし私達の潜在意識は、その様な危機を必ず切り抜けられるという事もわかっています。そしてその方法は、私達の心の持ち方と行動次第という事も理解しています。

地球の今の文明の中で、かつてない変化が起こります。個人的には自分自身の意識、肉体、仕事や人間関係などの変化を体験するでしょう。そしてそれは、地球という惑星の変化と繋がっています。今までの私達の目に見える世界と目に見えない世界の境界線が変わっていきます。

この様な変化の時期は、なおさら自分を好だという気持ち、信頼する気持ちが重要です。それは、自分の潜在意識と繋がることだからです。自分の潜在意識とつながるいろんな方法は、本やワークショップで紹介されていて、それらを試していらっしゃる方も多いと思います。そこで私も一つ提案したいと思います。

それは自作のカードを作る事です。カードと言えば、トランプをはじめタロットカードやエンジェルカードなどがあります。自分のガイドやハイヤーセルフに何か尋ねたい時、カードをひいてみます。そこに出たカードの意味は決して偶然ではありません。自分の潜在意識が選びとっているのです。

この様なカードを自分で作るのです。例えば、50音にしてもいいでしょう。あ…愛、い…今を生きる、とか英語のアルファベット順でもいいです。A…Active、B…Believe。もちろん、単語ではなく、今まで読んだ本の文章でも、人から聞いたメッセージでも、自分の中で湧いてきた言葉でもいいのです。

自家製のカードを使って毎日潜在意識とコンタクト出来るのです。昔から、写経は私達の心にとてもいい影響を与えると言われています。感謝を込めて一心に書く事で自分の中の深い所と繋がり清められていくのです。

中国の孔子も「どんなかすれた文字でも記憶より強力だ」と言っています。自分の書いた文字を自分に見せるというのは、潜在意識につながるとても良い方法です。文字にはその人のエネルギーが写し出されています。

自分を成長させていくのは、自分自身への啓蒙の意識と行動です。



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